「湯浅繁次先生」 逝く
 1月5日午後10時岬町少年剣友会の講師湯浅繁次先生がお亡くなりになりました。75歳でした。湯浅先生は昭和60年より岬少剣で子供達の指導にあたってくださっていました。剣道6段、居合道7段の高段者で、特に居合道では県内トップクラスの腕前で活躍され、平成6年には千葉県居合道大会7段の部で優秀演武賞受賞しました。岬少剣では主に防具をつけたての子供達の指導にあたり、湯浅先生に切返を教わった子は、とても基本がしっかりしていました。指導者達も剣道形や、指導方法教わることが多く、昨年より病床に伏していていましたが、11月には会に優勝カップを寄付してくださり、元気になって再び指導に来てくださるのを待っていた矢先の知らせに子供達、父兄、指導者一同深く悲しみに包まれました。 通夜の9日には、岬少剣の卒業生も大勢駆け付け、子供達も稽古終了後御焼香に訪れました。湯浅先生の冥福を心よりお祈りします。
剣道歴
昭和8年 船橋兼坂練武場小久保先生(不二心流)に入門3年間切返しのみ
雨天の日以外毎朝庭にて稽古後朝食して通学。9年間修行する。
昭和30年 日本鋼管川崎製鉄所剣道部入門
昭和31年 第1回春季剣道大会3段の部 準優勝
関東実業団剣道大会個人2段の部 優勝
川崎神武館石堂道場入門
剣道2段授与
第1回秋季剣道大会3段の部 優勝
第10回市民総合体育大会 一般の部 団体優勝
昭和32年 第2回春季剣道大会3段の部 優勝
第4回臨港会社保安協議会親善剣道大会3.4段の部 第3位
第3回秋季剣道大会3段の部 準優勝
昭和33年 剣道5段授与
昭和35年 第9回市民剣道大会3段以上の部 準優勝
昭和36年 剣道錬士授与
昭和37年 日本鋼管専門高等学生剣道部講師就任
日本鋼管日立造船所川崎養成工講師就任
昭和42年 市民剣道大会5.6段の部 準優勝
剣道6段授与
昭和44年 剣道教士号授与
昭和60年 川崎神武館にて後輩の指導にあたる。
岬町少年剣友会 入会 子供達の指導にあたる。
居合道歴
昭和32年 川崎神武館石堂道場にて居合道の指導を受ける
昭和38年 居合道3段授与
昭和40年 居合道4段授与
昭和44年 居合道5段授与
昭和47年 居合道錬士号授与
昭和49年 居合道6段授与
昭和54年 居合道教士号授与
昭和59年 居合道7段授与
昭和62年 千葉県剣道連盟居合道部入会
勝浦支部長
昭和63年 居合道4.5段審査員 講習会講師
平成6年 第20回千葉県居合道大会 7段の部優秀演武賞受賞
銃剣道歴
昭和54年 銃剣道7段授与
昭和55年 銃剣道教士授与
昭和60年 短剣道5段授与